上司に的確な質問ができない人におすすめする『するどい「質問力」』

2020.01.18 Saturday

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    ビジネス書100冊読破企画▶するどい「質問力」

    ■『するどい「質問力」』の概要を紹介します



    「ビジネス書100冊 読破 企画」の第10冊目です。
    「その質問、何を聞きたいのか分からない」とよく言われていしまう人に、『するどい「質問力」』をおすすめする理由を解説します。
    要点をまとめると、質問のための準備をするという本書の内容を抑えれば質問力は向上します。

    質問することに苦手意識ができてしまった人こそ、読んでみてください。





    『するどい「質問力」』の著者


    本書の著者は、弁護士も務める谷原誠氏。 質問だけでなく交渉、議論についての知見が豊富です。
    本書では、質問術・交渉術・議論術がビジネスの現場で応用できる内容にまで落とし込まれています。



    ■『するどい「質問力」』は上手に質問できない人におすすめ


    本書は、次のような人に読んでもらいたいと思います。

    ✔この本をおすすめする人

    • 質問している内に、自分でも何を聞きたいか分からなくなってしまう人

    • 質問をしてもうまく伝わらず、欲しい回答が得られない人

    伝わりやすい質問とは、答えることが明確な質問です。
    答えることを明確にするためには、
    • 不明点(=質問したい部分)が整理されている
    • 自分の不明点が相手に伝わるように聞いている

    この2つが重要になります。

    しかし、重要であることが分かっても、実際にどうすればいいかはっきりしませんよね。
    本書を読めば、この2つのポイントを抑えた「質問の準備」の仕方がわかります。
    今まで質問の準備をしていなかった人は、本書を参考にして質問の準備をするようにしてみてください。



    ■『するどい「質問力」』を読めば質問するための準備が分かる




    本書では

    • 自分が知りたいのは5W1Hのうち何か?
    • 質問する相手は自分が知りたい情報を持っているか?

    といったような質問をするときに必要な準備が紹介されています。

    以下では、イーナが「質問の準備」にフォーカスして『するどい「質問力」』を読み解いたメモをまとめています。
    本書を手に取るか迷っている人は目を通してみてください。



    ■するどい「質問力」 ― イーナの読み方


    質問する目的を明確にする




    伝わりやすい質問とは

      答えることが明確な質問
    でした。
    そのためには、自分が不明な部分をはっきりさせる必要がありますが、 むやみに不明点を挙げるだけでは意味がありません。
    質問する目的を明確にする ことが大切です。

    不明点だけを気にしていると、質問している途中ででてきた分からないこと、知らなかったことに気を取られます。
    それをいちいち聞いていたら本当に聞きたかったことが何か分からなくなりますよね。
    たとえば、あなたがAプロジェクトにいるとします。そこでBプロジェクトで問題が起きたとき、
    • Bプロジェクトの問題を解消することが目的
    • Bプロジェクトと同じ問題を起こさないことが目的
    目的によって、Bプロジェクトの問題について知りたいことが変わります。

    前者なら、Bプロジェクトが<今>どうなっていて、<何>に手を打てばいいのかはっきりさせる質問が必要です。
    後者なら、<過去>に何があって問題になっているのか、<何故>問題が発生しているのかを探る質問になります。

    自分が欲しい回答は何かを考えることが上手な質問の第一歩です。


    不明点をはっきりさせるには5W1Hを使う



    質問する目的がはっきりしたら、次は不明点の洗い出しが必要です。
    ただし、分からないことが多いと、自分が何を分かっていないかすら分からなくなりますよね。
    自分の不明点(=質問したい内容)が分からないときは5W1Hを使うと頭を整理できるようになります。

    5W1H

    • Who :誰が
    • Why :何故
    • When :いつ
    • Where :どこで
    • What :何を
    • How :どうする

    自分が分かっていることを埋めていくと、必然的に分からないことが整理されます。
    ここが分からないなと思ったら、その部分が質問すべき部分です。

    ただし、1つ注意するのは5W1Hは必ずしも全て埋める必要がないということです。
    たとえば、あなたが飲み会の幹事だったとしましょう。
    お店を抑えるためには、「いつ」、「どこで」、「だれ(を呼ぶか)」という情報は必要になりますが、「何故」、「何を」、「どうする」はあまり関係ないですよね。

    「質問する目的」がはっきりしていると、この必要ない要素がすぐに分かるようになります。



    質問する前に確認する3つのこと




    質問は情報を得るためにするものです。
    先ほど紹介した準備で、的確な質問ができるようになりますが、
    以下のことを実践するとよりスマートに質問できるようになります。

    • 1. その人に聞いて欲しい情報は手に入るか?
    • 2. その人は質問に答えてくれる状況か?
    • 3. どのように聞くのが適切か?

    「その人は自分の知りたい情報を持っていそうか」、「仮に情報を持っていなくても、情報を持っているか知っていそうか」といった 「1. その人に聞いて欲しい情報は手に入るか?」について意識している人は少ないです。
    ここが意識できると、無駄な質問で相手の時間を奪わないスマートな質問ができるビジネスマンになれます。
    上手に質問できるようになれたら、次はこの3つを意識してみてください。







    するどい質問力!/バーゲンブック{谷原 誠 三笠書房 ビジネス 経済 ビジネス・スキル スキル}


    楽天では現在バーゲン中で半額のようです(2019/1/19)




    ■まとめ


    いい質問とは、相手が答えるべきことが分かる質問です。

    いい質問をするためには、

    • 質問する目的を明確にする
    • 5W1Hを使って、自分に必要な情報のうち不明な点を洗い出す
    という準備をすることが有効です。

    上記のことに慣れてきた人は
    • 1. その人に聞いて欲しい情報は手に入るか?
    • 2. その人は質問に答えてくれる状況か?
    • 3. どのように聞くのが適切か?
    ということを意識できると、スマートに質問する人になれます。



    本書では他にも、人間心理をついたテクニックや質問をしやすくするポイントなど、質問に関するノウハウが詰め込まれています。
    「質問する力」を向上させたい人は是非、手に取ってみてください。


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