知識を使いこなす応用力を身につけたい人にオススメする「地頭力を鍛える」

2020.01.03 Friday

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    ビジネス書100冊読破企画 第3冊目 ▶ 地頭力を鍛える

    ■「地頭力を鍛える」の内容を紹介します

    「ビジネス書100冊 読破 企画」の第3回目です。

    地頭力を鍛える』、著者は東工大卒で現在はコンサルディレクターの細谷功氏です。 本書も論理的な構成になっています。
    一方で文体が固く、分量が多いので、新書などの薄めの本に慣れている方は読みにくいかもしれません。


    ■「知識を使いこなせない」という悩みを持つ人におすすめ


    読んでみた感想として、次のような人におススメの本だなと思いました。

    • 知識や情報を集めるのは好きだが、それらを使いこなせない人
    • 初めて直面する問題にうまく対応できない人

    この悩みを持っている人は、

    • 「勉強はできるけど、他のことは苦手なんだね」
    • 「応用力がないね」
    • 「結果は出すけど、要領悪くない?」

    なんて言われて、悔しい思いをしたことがありませんか?
    イーナはそのタイプでした。
    『地頭力を鍛える』では、効率よく考えるコツや応用力を身につける方法が述べられています。


    ■「地頭力を鍛える」を読めば、問題解決力を鍛える方法が分かる


    『地頭力を鍛える』では、「頭のよさ」を次のように定義しています。


    • 知識力=どれくらいの知識量を持っているか
    • 対人感性力=どれくらい場の空気を読んで人を動かせるか
    • 地頭力=どれくらい考える力を持っているか

    • 知識や情報を集めるのは好きだが、それらを使いこなせない人
    • 初めて直面する問題にうまく対応できない人

    これらの悩みを持っている人は、「知識力」に秀でているが、「地頭力」が追いついていないという状態になっています。
    『地頭力を鍛える』では、「地頭力」はトレーニングできると述べられており、実際のトレーニングの方法を紹介しています。

    「地頭力を鍛えたい!」と思った人は、是非『地頭力を鍛える』に目を通してみてください。
    また、当記事の「イーナの解釈」では実際に本を読んだイーナが重要だと思ったポイントをまとめました。
    本を読むか迷っている人は一度記事を読んでみてください。

    ※本の内容を単純に要約している訳ではありません。 「解釈」としている通り、イーナの考えにより意味が変わっている可能性があるので、実際に書籍も読まれることをお勧めします。

    ■地頭力を鍛える ― イーナの解釈


    それでは早速、イーナの印象に残ったポイントを中心に、『地頭力を鍛える』の内容について簡単に紹介します。


    地頭力とは何か


    地頭力を鍛える方法を紹介する前に、そもそも「地頭力」とは何か? ということを説明します。
    『地頭力を鍛える』では、「地頭力」が高い人のことを次のように表現しています。

    収集した情報、既存の知識や過去の経験をもとにして「自らの考える力」で常に環境に適応しながら次々と新しい知識を生み出していくことができる

    つまり、「地頭力」があれば


    • 集めた知識や情報を使って、問題解決や新しいものを創る
    • 初めて直面する問題に対応する

    ことができる、というわけです。
    また、『地頭力を鍛える』では、「地頭力」を次の3つの「考える力」に分解して説明しています。


    • 仮説思考力
    • フレームワーク思考力
    • 抽象化思考力

    それぞれの「考える力」についても説明していきます。


    1. 仮説思考力


    仮説思考力をわかりやすく言い換えると、「結論から考える」力です。
    思考のゴールとなる「結論」にあたりをつけ、仮説をたてて考えることで、次のような効果が得られます。


    • 効率よく精度のいい結論が得られる
    • 限られた時間のなかでも結果(結論)を出せる

    この「仮説思考力」の肝となるのは、情報が少ない状態でも色々と考え込まずに思い切って前提を自分で設定して考え出す姿勢です。
    知識力がある人ほど、情報がないことが不安になり、まずは情報を集めようとしがちです。
    しかし、「地頭力」がある人は、情報を集める間に実際に考え、行動し、結果を出します。

    まずは思い切って、考え始めるところから変わっていきましょう!


    2. フレームワーク思考力


    フレームワーク思考力をわかりやすく言い換えると、「全体から考える」力です。
    全体像を掴み、物事を俯瞰して考えることで次のような効果が得られます。


    • 複数の切り口で物事(問題)を考えることができる
    • 全体の中でボトルネックになっている部分を見つけられる

    この「仮説思考力」の要となるのは、目の前のことだけに気を取られずに、「全体はどうなっているか?」と意識する姿勢です。
    知識力がある人は、知識があるが故に細かいところまで気にしてしまいます。
    しかし、パーツを100点に仕上げるよりも、全体を80点に仕上げる方が結果に繋がるというケースも多いです。ビジネスの世界は特にどうですね。

    「全体像はどうなっているだろう?」と考える癖もつけるようにしましょう!


    3. 抽象化思考力


    仮説思考力をわかりやすく言い換えると、「単純に考える」力です。
    複雑な問題でも単純化して考えることで、次のような効果が得られます。


    • モデル化して他の分野での事例を適用できる
    • 本質を見失わずに解決策を考え出せる

    この「抽象化思考力」の肝となるのは、多数のモノの中から「共通点」を見つける意識です。
    人は「共通点」よりも「違い」を認識しやすいそうですが、 「共通点」を見つけることができれば、その部分について既にある解決策を適用できる可能性があります。

    まずは、ある話題や商品、サービスについて、他の分野にも応用できないか日々考えてみることから始めましょう!


    地頭力を鍛えるにはフェルミ推定が有効


    地頭力を構成する3つの思考力について説明しました。
    では、これらを鍛えるためにどうすればいいでしょうか?
    『地頭力を鍛える』では、「フェルミ推定」に取り組むことが有効だと紹介しています。


    • 「フェルミ推定」とは何か?
    • なぜ「フェルミ推定」が有効なのか?

    について説明していきますね。


    フェルミ推定とは何か


    フェルミ推定とは、「限られた情報をもとに、掴みどころのない量を短時間で概算する」ことです。
    例を挙げると、「日本にある電柱の数はどれくらいか?」、「日本にある窓の数はどれくらいか?」といった質問を制限時間3分で考えることになります。

    このように、実際に調べられないようなことを、自分の持っている知識から短時間で導く フェルミ推定です。


    なぜフェルミ推定が地頭力を鍛える方法に適しているのか


    では、なぜフェルミ推定に取り組むことで地頭力が鍛えられるのでしょう。
    理由は、フェルミ推定で精度のいい回答をだすためには、次のように「仮説思考力」、「フレームワーク思考力」、「抽象化思考力」を駆使する必要があるからです。


    • 情報が不足している中で前提を決めて、時間内に回答を出す必要がある→「仮説思考力」が必要
    • 全量が捉えどころのないモノに対し、全体像を想像して考える必要がある→「フレームワーク思考力」が必要
    • 正確に計算すると複雑になるコトを本質を抑えて適切に単純化する必要がある→「抽象化想像力」が必要

    「フェルミ推定」は考える頭だけあればいいので、時間があるときにどこででも取り組むことができます。

    インターネットで探すと、思考プロセスの解説がついた問題もあるので、「地頭力を鍛えたい!」と思った人は取り組んでみてください。


    ■まとめ


    『地頭力を鍛える』のまとめ

    「地頭力」を鍛えることで、情報を使いこなしたり、新しい問題に対応できる応用力がつきます。
    次の3つの思考力が「地頭力」を構成しています。


    • 仮説思考力
    • フレームワーク思考力
    • 抽象化思考力

    地頭力を鍛えるには、それぞれの「思考力」を駆使して回答をだす「フェルミ推定」に鳥居組むことが有効です。

    書籍では「フェルミ推定」で精度のよい回答を出すプロセス(フェルミ推定による効果的な地頭力トレーニングの方法)、フェルミ推定を仕事で活用する方法なども紹介されています。
    気になった方は書籍も読んでみてください。




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